未来トリップ
時空のズレの隙間から、未来へ行けると知ったのは2週間前のことだった。
深夜1時46分。
今夜も私はこの橋を渡る。
あと少し、あと少し。高鳴る胸をおさえて進む。
今回の未来トリップでは、どうしても叶えたいことがあるのだ。